弊社は、昭和43年12月に「今川測量事務所」としてスタートしました。昭和50年11月に「明石測量設計株式会社」を設立し、現在に至っております。
兵庫県下はもとより、他府県のお客様のご愛顧により、全国で業務に携わる機会を頂いております。
近年、技術の発達は著しく、土木・測量業界においても次々と新しい技術が生まれており、気がつけば当たり前の様に使われています。創業当時の測距儀と巻き尺、ポールを使った測量は、今では手法が大きく変わりましたが、求められる「核」の部分は何ら変わっておりません。
私共は、今後も測量の根幹を見失うことなく、最新の機器と情報を積極的に取り入れ、多種多様なお客様のニーズにお応え出来るよう日々精進していく所存です。
さて、土木・測量業界は技術や機器の進歩により、仕事が楽になった面もありますが、フィールド作業である以上、いわゆる3K要素(きつい・汚い・危険)が無くなったわけではありません。そのため、昨今は業界の人手不足、特に若手の業界離れが深刻な問題となっています。
しかし、「失われた10年」で下がる一方だった人件費も、最近、ようやく元の水準に戻ってきました。これは技術者不足解消に向けて明るい兆しです。阪神淡路大震災、東日本大震災、ゲリラ豪雨による洪水被害など、今後も起こるであろう大規模自然災害。その復旧と復興は、土木・建設業に携わる者以外、誰にも出来ません。その中で、測量事業者は被害の範囲を明らかにし、工事設計図の元になる図面を作成するという、非常に大きな役割を担っています。
技術は一日にして成らず。経験の積み重ねと日々の勉強が不可欠ですが、やりがいを感じ、志を持ったこれからの人材が弊社の門をたたいて、次世代の技術者として活躍して欲しい。それが今の私の想いです。